印刷デザインの基本編

印刷デザインの基本編です。

印刷データの作成のベースができたら実際に名刺を簡単に作ってみたいと思います。
ベース状態
印刷の全ては最初に何に印刷するのか?が基本になります。
紙を何にするのか?
基本は普通の紙、マットな紙、光沢のある紙になります。
その他には厚みとか質感ザラザラしてたり、ツルツルしてたりと紙の種類はいっぱいあるので
悩ましいところですが、今回は普通の白い紙を前提にしてみました。

ガイドライン
ガイドラインで中心線を引いておくとバランスが取りやすいです。

住所は9ポイント
テキストはポイントという単位で選択します。
私は9ポイントで全角26文字をベースにしています。
あまり小さいと読めないとか、大きいと見やすいけどデザイン的に
「うーん(泣)」となってしまうので、どんな目的で名刺を作り渡すのか?
目的によって変更しています。年配の方が多い場合はどうしても大きめにします。
逆に住所はあまり重要ではなくて、SNSやURLを告知する事が目的の場合や
住所を裏面に地図で表記する場合などには小さくもいいや!って感じですね。

基本という事で、ロゴや会社名は左上にします。もちろん違う場所やロゴを認知して欲しい場合など
はもっと大きいとか左半分使うとかアレンジは必要かもしれません。

名前は中心
本来は名刺は自分の名前を知ってもらう為の物なので、中心に名前を置くのを基本としました。

デザインの基本は2色
もし、もう社会人になっていて、数人の名刺を持っている場合はよくみて下さい。
基本は2色で構成されているはずです。白い紙にテキスト黒はこの2色には入れないです。
色がたくさんあると実は見づらいんです。これは全てのデザインに共通する事です。
コンビニとかに行って商品を見てみて下さい。ほとんどが2色で構成されていて、たまに
ワンポイントで赤とか黄色とか入るかもしれないですが全体のイメージは2色で構成されているはず…
例外としはトリコロールとか1色とかでわざと基本を外して他とは違うとかアイキャッチ的なデザインも
あります。
帯は枠をはみ出すように
今回の名刺の紙は白いです。何か全体に帯(らいん)などをハジまで入れる場合には枠をはみ出して作成して下さい。
印刷の過程で少しだけずれたとしてもイメージを損なわないようにする為です。
簡単名刺デザイン
今までの基本に従って適当に作ってみました。どっかでみたようなデザインではありますが基本は抑えてあります。
基本デザイン名刺
こんな感じに印刷されます。
どうでしょうか?最低限の基本を知ると普通のデザイン名刺ができました。

簡単名刺デザイン
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